うちの母がまだ1人で外出できたころの話です。
長く愛用している靴がくたびれてきたので、新しい靴を買いに行くのをつきあいました。
自分で靴を履けるとはいっても、力が入らないので脱ぎ履きが楽なものを探していました。だけど希望に合致したものにはなかなかであえず。靴売り場には全部見て回るのは困難なぐらい様々な種類の靴があるのに、高齢者仕様のものはとても数が少ないなあと思いました。
脱ぎ履きがしやすい靴がほしいことを店員さんにきくと、介護コーナーならあるということ。フロアの片隅にこじんまりと介護用品の売り場がありました。
これはいいかも、という靴が店内には3種類ありました。
バリバリとはがせるマジックテープで、それほど力を入れなくても自分でとめられるし、柔らかい布地だから履きやすそう。
それにしても同じ型の黒、ベージュ、シルバー系の柄物の3種類しかないなんて。どうしても機能性重視になってしまう高齢者だけと、種類がいろいろあるなかで選ぶ楽しみがあってもいいのにな。若いころは、フロアいっぱいの商品という選択肢があったのに、ここまでガクッと減ってしまい、店内の隅の方に何足かしかないという状況になるなんて、と少しショックでした。
もう少し種類はないのか、と同じメーカーのものをネット検索してみると、色のバリエーションが豊富に出ていました!
一度履いてみているから、サイズはわかっています。
好きな色を選んでもよし、お気に入りの服にあったものを選んでもよし。
あれやこれやと選ぶ喜びをお母さんと一緒に楽しんでみてください。買い物のワクワク感を思い出し、元気になってくれるとおもいます。
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