こんにちは!
今日は、85歳の父がスマホデビューした体験をシェアしたいと思います。
母が認知症になってから、父は家のことを一手に引き受けてくれています。特に買い物は、新聞の折込チラシを見て、タイムセールや特売日をしっかりチェック。ポイントが多くつく日も忘れずに、お得に買い物を楽しんでいました。
でも、最近はポイントカードもスマホアプリ化が進み、カード自体を廃止するお店も増えてきました。よく利用するイオンでも、アプリ限定の割引商品があったり、店内にはお得情報のポップがたくさん。でも、スマホを持っていない父には、その恩恵を受けることができず、「年寄りには生きづらい世の中になったなぁ…」と、つい愚痴がこぼれてしまうことも。
でも、父はまだまだ頭もクリアで、新しいものにも興味津々。今ならスマホも覚えられるはず!と家族で説得し、ついにスマホデビューを果たすことになりました。
スマホデビューで目指した3つのこと
父のスマホデビューにあたって、次の3つを目標に掲げました。
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月々の携帯代を節約する
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お店のアプリでお得に買い物をする
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LINEでビデオ通話を楽しむ
1. 携帯代を節約!
これまで父はdocomoを使っていて、毎月約3,000円の携帯代がかかっていました。docomoに相談しても、これ以上安くなるプランはないとのこと。意外とガラケーを使い続けるのも高くつくんですね。
そこで、息子のお下がりのiPhone SE(第2世代)を使い、家族と同じ「日本通信SIM」に乗り換えることに。Amazonでスタータパックを購入し、手続きを進めました。途中で住所の記載ミスが発覚し、修正するハプニングもありましたが、無事に開通!
プランはデータ通信20GBで月額1,390円。自宅にWi-Fiはないですが、動画をたくさん見るわけではないので十分です。これで携帯代も大幅にカットできました。
2. お店のアプリでお得に!
父がよく行くのはイオンとヨーカドー。その2つのアプリをダウンロードしました。特にイオンのアプリはとても使いやすく、その日のお買い得品をまとめて登録できて、会計時に自動で値引きしてくれます。これで、店内でポップを見つけながら「宝探し」感覚でお得商品をゲットできるようになりました。
ポイントは少しずつですが、ちょっとしたおまけがあるだけでも買い物が楽しくなりますよね。
3. LINEで家族とつながる
もともと携帯メールは使いこなしていた父。LINE入力には最初こそ苦戦しましたが、短いメッセージならすぐに慣れました。スタンプも使いこなして、今では家族との会話も弾んでいます。
ビデオ通話も、こちらからかければ受けるだけなので簡単。認知症の母とも顔を見ながら話せるし、家の様子も伝わるので、電話よりも安心感があります。
まとめ:日常にスマホが加わって
こうして、父の日常にスマホが仲間入りしました。最初は不安そうでしたが、今では「こんなに便利なら、もっと早く使えばよかった」と言っています。
高齢の親のQOL(生活の質)を上げるためにも、スマホデビューはとてもおすすめです。もしご家族のスマホデビューを考えている方がいたら、ぜひ参考にしてみてくださいね!